特注システム|簡易蛍光スペクトル/寿命測定システム
低価格で蛍光スペクトル&燐光寿命測定が可能
プローブでのポータブル測定にも対応いたします
当社オリジナルの簡易蛍光測定システムは、LED光源と小型分光器(蛍光スペクトル測定)と高電子増倍管+オシロスコープ(寿命測定)を組合せた、卓上型システムです。
続きを読む
プローブを使用したスポット測定や、自動ステージを組合せたマッピング測定など、ご要望に応じて最適なシステムを幅広くご提案致します。励起LED波長や特注ソフトウェアなど、お客様のご要望に合わせてご提案可能です。
特注システム納入実績例
例1 : Y分岐ファイバーを用いた構成(蛍光スペクトル測定)
例2 : 小型分光器(蛍光スペクトル測定) & 光電子増倍管+オシロスコープ(燐光寿命測定構成)
御見積 依頼フォーム、デモ対応モデルについて
御見積 依頼フォーム
お客様情報や御見積ご依頼内容など、必要事項をご記入の上、
PDFを保存、メールまたはFAXにて送信してください。
・メールアドレス:tiiweb@tokyoinst.co.jp
・FAX番号:03-3686-4711
デモに関してのご案内
デモ機をご予約のお客様は、以下よりお問合せください。
ファイバーマルチチャンネル近赤外小型分光器 概要
ファイバーマルチチャンネル近赤外小型分光器(StellarNet社製)は、NIR域900 ~ 1700 nm、900 ~ 2500 nmのスペクトル測定が簡単に行えるポータブルな小型分光器です。赤外InGaAsリニアアレイ検出器搭載で、S/N比4000:1(900 ~ 2500 nm)の測定が行えます。TEC冷却標準搭載で、InGaAs1024素子仕様も提供しております。光源、ファイバー、測定治具など、アクセサリーも豊富に取り揃えており、発光測定、透過・吸収測定、反射測定、波長可変レーザーモニターなど、多彩な用途に対応いたします。InGaAs分光器と同社製CCD検出器搭載の分光器を1台のPCに接続し、UV200 nm ~ 最大NIR2500 nmまでの超ワイドレンジ測定にも対応します。
基本ソフトウェアやアプリケーションソフトウェアは全て無料で付属されます。また、DLLドライバー、MS-Excel用VBA、VC、Delphie、LabVIEW用サンプルプログラムなども、無償でダウンロードして頂けます。
特長
- 短納期
- 選べる素子数(512素子、1024素子)
- 900 nm ~ 1700 nmと900 ~ 2500 nmの2タイプ
- 1段冷却機能付き(2段冷却も可能)
- 豊富なオプションアクセサリ
ファイバーマルチチャンネル近赤外小型分光器ラインナップ
・コンパクトサイズ 77 × 127 × 51 mm
・S/N比4000:1、TEC冷却付、ゲインスイッチ付
・ラインナップ 全5種類
- サイズ 100 × 150 × 70 mm
- S/N比4000:1、TEC×2段冷却付
- ラインナップ 全7種類
豊富なオプションアクセサリ
- 光源:ハロゲン光源、LED光源、波長校正ランプなど
- ファイバー:単芯、Y分岐、多分岐、反射プローブ、液浸プローブなど
- アタッチメント:コリメーターレンズ、SMAカプラー、拡散板、Cマウント変換など
- 測定冶具:キュベットホルダー、反射測定治具、透過測定治具、小型積分球、基準反射板など
※ 詳細はお問合せ下さい
主な用途、アプリケーション
■ システム構成例(透過測定)
- 透過、吸収測定
- 反射測定(正反射、45度照射他)
- 発光測定
- 波長可変レーザーモニター
- 時間変化測定
- 多チャンネル同時検出 など
ソフトウェアダウンロード
近赤外ファイバーマルチチャンネル近赤外小型分光器 仕様
DWARF-Star(近赤外~1.7μm仕様)
- コンパクトサイズ:77 × 127 × 51 mm
- S/N比 4000:1、TEC冷却付、ゲインスイッチ付
- ラインナップ:全5種類
モデル | 波長範囲 (nm) |
刻線数 (G/mm) |
InGaAs 素子数 |
分解能 (nm) |
---|---|---|---|---|
NIR-512 | 900 ~ 1700 | 250 | 512 | 2.5 |
NIRb-512 | 1000 ~ 1700 | 300 | 512 | 2.0 |
NIR2-512 | 1250 ~ 1575 | 600 | 512 | 1.0 |
NIR2b-512 | 1150 ~ 1475 | 600 | 512 | 1.0 |
NIR-1024 | 1000 ~ 1700 | 600 | 1024 | 1.25 |
※ FWHMは、上記分解能の約2倍です。
RED-Wave(近赤外~2.5μm仕様)
- サイズ:100 × 150 × 70 mm
- S/N比 4000:1、TEC×2段冷却付
- ラインナップ:全7種類
モデル | 波長範囲 (nm) |
刻線数 (G/mm) |
ピクセル数 | 分解能 (nm) |
---|---|---|---|---|
NIR1.85 | 900 ~ 1850 | 300 | 512 | <13 |
NIR2.15 | 900 ~ 2150 | 300 | 512 | <13 |
NIR2.2 | 900 ~ 2300 | 300 | 512 | <13 |
NIR2.2X | 1500 ~ 2200 | 600 | 512 | 7 |
NIR2.2-1024 | 900 ~ 2200 | 300 | 1024 | 7 |
NIR2.2X-1024 | 1500 ~ 2200 | 600 | 1024 | 2.8 |
NIR2.5 | 1050 ~ 2500 | 300 | 512 | <15 |
※ FWHMは、上記分解能の約2倍です。
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
---|
製品に関するご質問・ご相談
-
機種選定の目安を教えてください
必要な波長範囲から選択します。波長1.7μmまでであれば、RED-Wave(~1.7μm)かDWARF Starを選択します。RED-Wave(~2.3μm)は暗電流が非常に高くS/N比が大きく低下するので、波長1.7μm以上を測定する用途以外ではおすすめはしません。 -
DWARF Starの特長は何ですか
Red Waveと比較して、小型になっています。光学系の最適化によって、波長分解能が向上しています。 -
スリットは交換可能ですか
スリットは25μm固定です。 -
すでに所有している光ファイバーは使用できますか
SMA905コネクター、単芯の光ファイバーが使用できます。ただし、コア径が小さすぎると測定できない場合があります。 -
UV用とNIR用光ファイバーの違いは何ですか
UV用光ファイバーはUV光による劣化が抑えられていますが、NIRの特定波長範囲で吸収があります。NIR用ファイバーはNIRでの吸収がありせんが、UVで使用すると透過率が減衰するようになります。 -
各種測定冶具はありますか
メーカーから様々な測定冶具が販売されています。また、弊社にて作製可能です。お問い合わせください。 -
ソフトウェアの開発は可能ですか
可能です。メーカ―ウェブページからSDK(VB、VCなど)、LabView(ver.8)、エクセルVBAサンプルプログラムなどがダウンロードできます。