製品概要
ポータブルFTIR中赤外反射測定装置(ARCOptix S.A社製)は、固体サンプルの中赤外域(測定波長範囲2 ~ 12 μm)の拡散反射・鏡面反射を測定するための装置です。
OEM010筐体(MIR光源内蔵)に、専用のZnSeビームスプリッタと金コート放物面鏡を取付けた装置構成です。中赤外ファイバーを用いない測定系により、CIR・PIRファイバーの透過域制限/減衰の影響を受けることなく、広いスペクトル範囲にわたって、反射光を拾いづらい中赤外域での測定を高スループットで行えます。
装置サイズは、ポータブル・可搬型(約165 × 210 × 82 mm)で、現場測定・フィールド測定・GloveBOX内測定など、実験室内以外にも様々な場面で使用することができます。
東京インスツルメンツ自社製の特注ソフトウェア
「TII Spectrometry」に対応

現在、Raspberry Pi 5を含むクロスプラットフォームに対応した、東京インスツルメンツ自社製の特注ソフトウェア「TII Spectrometry」を無料配布中です。
マルチプラットフォーム、マルチデバイス対応で複数メーカの分光器の同時制御と、構成ファイルの読込みおよび保存が可能です。また、多言語対応で使いやすく、タイムラプス分析や高速バースト取得を実現しました。
本ソフトウェアのご利用を希望の際は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
特長
- 複数メーカーの分光器を同時制御
- マルチプラットフォーム対応
┗ 対応OS : Windows / macOS / Linux(デスクトップ) / Raspberry Pi - 多言語対応(日本語、英語)
- データ保存(.csvおよび.hdf5ファイル形式、往復対応)
- 放射測定(光源評価)、測色、計量化学
- 機械学習回帰/分類
- タイムラプス
- NLIR対応
- 高速バースト取得
- 複数メーカー、分光計の構成ファイルの読込み・保存
マニュアル : TII Spectrometry
ソフトウェアのご利用方法や対応製品、インストール(サポートされているデバイスと環境など)についての詳細は、コチラのマニュアルからご確認いただけます。
専用common path モジュール搭載
ZeSeビームスプリッタ、collimated、WD=~ 1 m

金コート放物面鏡ユニット(落射、集光、WD=10 mm)

参考測定例
測定サンプル : セメントクリンカーのペレット(セラミック産業)
MIR域での反射特性があまり良くない材料
測定条件 : 128回アベレージ測定、測定時間約25秒

動画
ダイレクトビーム(ファイバー不使用)による中赤外拡散反射測定
| 更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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