

製品概要
DS5はタッチパネルで直感的に操作できる、デュアルビーム紫外可視分光光度計です。190~1,100 nmの測定に対応しており、デュアルビーム方式の為、長時間の測定でも高精度で安定した測定値(吸光度または透過率で表示)を得られます。 バンド幅は0.5~4.0 nmの5段階から選択でき、スキャン速度は高分解能10 nm/minから最大6,000 nm/minまでの9段階から選択できるので、測定対象ごとに適切な条件での測定が可能です。
また、温度制御、フロー測定、ガラス、フィルム測定用のアクセサリー等を豊富に取り揃えております。オプションでPCによる制御も可能です。
デュアルビーム方式
サンプルとリファレンスを同時に測定するので、ブランク補正が自動で行えます。
光源や検出器の経時変化の影響を受けにくいので、長時間の測定でも、高精度で安定した測定値が得られます。
直感的操作
7インチのカラータッチパネル搭載、直感的に使いやすいソフトウェアメニュー

ホーム画面

測定条件セットアップ画面
測定条件の最適化
バンド幅は0.5、1.0、1.5、2.0、4.0 nmの5段階から、選択可能です。
スキャン速度は10、100、200、400、800、1200、2400、3600、6000 nm/minの9段階からお選びいただけます。
豊富なソフトウェア機能
- 測光&定量モード :
1波長もしくは多波長(最大5波長)での吸光度/透過率測定、定量分析、
核酸/タンパク質のA260/A280比、濃度測定、検量線作成 - キネティックモード :
10秒から27時間までの経時変化測定 - 波長スキャン :
190nmから1100nmまでのフルスペクトルスキャン、
高分解能10nm/minから最大6000nm/minまでの9段階のスキャン速度選択 - データ解析:
スケール変更、トレース、スペクトル重ね書き、ピーク・谷検出、スムージング、
微分化、面積・率算出など
データの信頼性を高める性能チェック機能
起動時に各種パラメーター(波長精度、波長再現性、バンド幅、ベースライン平坦性、ベースライン安定性、ノイズレベルなど)の自己診断と波長校正を自動的に実施します。
※GLP/GMP機能を搭載
豊富なアクセサリー
温度制御、フロー測定、ガラス、フィルム測定用のアクセサリー等を豊富に取り揃えております。
用途例
- 透過率/吸光度測定
- 濃度測定
- 六価クロム測定
- 定量測定
- 核酸測定
(核酸純度、核酸濃度、蛋白質濃度算出)
- 経時変化測定
- 定温、温度変化測定
- フロー測定
- ガラス、フィルムの測定
製品紹介動画
詳細仕様
型名 | DS5 | |
光学系 | ツェルニターナー、デュアルビームモノクロメーター | |
波長範囲 | 190 nm 〜 1100 nm | |
バンド幅 | 0.5, 1, 1.5, 2, 4 nm | |
迷光 | ≤0.10%(220 nm NaI, 340 nm NaNO2) | |
波長精度 | ±0.1 nm | |
波長再現性 | ±0.1 nm | |
測光レンジ | Absorbance: -3.4 to +3.4, %T: 0 to 300, Concentration: 0,000 to 9,999 |
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測光精度 | ±0.002 Abs (0 〜 0.5 Abs) ±0.004 Abs (0.5 〜 1.0 Abs) ±0.008 Abs (1.0 〜 2.0 Abs) |
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測光再現性 | ±0.001 Abs (0 〜 0.5 Abs) ±0.002 Abs (0.5 〜 1.0 Abs) ±0.004 Abs (1.0 〜 2.0 Abs) |
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スキャン速度 | 10, 100, 200, 400, 800, 1200, 2400, 3600, 6000 nm/min | |
ベースライン 安定度 |
0.0003 Abs/hr (500 nm, 2 hour lamp warm-up period) |
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ベースライン 平坦度 |
±0.0009 Abs (200 nm 〜 950 nm) |
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光源 | タングステンーハロゲンランプ、重水素ランプ | |
光源切替 | 光源自動切替モーター内蔵、325 〜 370 nmで自由に設定 | |
検出器 | シリコンフォトダイオード | |
ディスプレイ | 7インチ、カラータッチスクリーン | |
寸法 | 500×475×250 mm (W×D×H) | |
重量 | 約 20 kg | |
電源 | 100 〜 240V、50/60Hz、150VA | |
動作環境 | 10°C 〜 35°C | |
データ取り出し | USB、SD card、CSV、テキスト形式でのファイル出力可能 | |
インターフェース | USB PC interface | |
バリデーション | 起動時に波長精度、波長再現性、バンド幅、ベースライン平坦性、 ベースライン安定性、ノイズレベルなどのパラメーターを自己診断、 波長校正を自動的に実施、GLP/GMP機能搭載 |
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ソフト機能 | 測光&定量モード | |
1波長もしくは多波長 (最大5波長) での 吸光度/透過率測定、定量分析、核酸/タンパク質の A260/A280比、濃度測定、検量線作成 |
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キネティックモード | 10秒から27時間までの経時変化測定 | |
波長スキャン | ||
190 nmから1,100 nmまでの フルスペクトルスキャン、 高分解能10 nm/minから最大6,000 nm/minまでの 9段階のスキャン速度選択 |
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データ解析 | ||
スケール変更、トレース、スペクトル重ね書き、 ピーク・谷検出、スムージング、微分化、 面積・率算出など |
オプション・追加アクセサリー
PC制御用ソフトウェア | PCによる制御が可能になります |
標準セルホルダー
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角型セル (光路長10 mm) x2個用 |
温度制御用 標準セルホルダー ![]() |
室温 +40℃ まで可能 温度安定化、温度変化が必要な測定に ※恒温水循環装置別途必要 |
6ポジション セルホルダー ![]() |
角型セル (光路長10 mm) を6個まで搭載可能 サンプルの自動交換可能 温度制御付き (20 〜 40℃) バーションもあり |
マイクロボリューム セルホルダー |
容量50μLのセル対応 |
ロングパス セルホルダー ![]() |
角型セル (光路長10, 20, 30, 40, 50, 100 mm) x2個用 低濃度、低吸光度な溶液の測定に |
ガラスフィルターホルダー
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最大55 mm×100 mm、5 mm厚までの試料に対応 ガラス試料やフィルターの透過率・吸光度測定に |
フィルムホルダー
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最大25 mm×50 mmまでの試料に対応 薄膜試料の透過率・吸光度の測定に |
オートシッパー
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多量または大量の液体試料をセル交換することなく、 迅速かつ自動的に測定可能 温度制御 (20 〜 40℃) バージョンもあり |
マイクロフローセル
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フローセル容量70μL、流路長10 mm、 テフロンチューブ使用 微量サンプルの連続フロー測定に |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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