

LDLS 分光放射照度標準光源 EQ-99X-CAL 製品概要
LDLS分光放射照度標準光源(Energetiq, A HAMAMATSU Company製)は、EQ-99X(拡散照射仕様)をベースに、照射白色スペクトルの値付けを行った強度校正用光源です。紫外から可視域(200~800nm)の波長強度を1つの連続したスペクトルでカバーできます。
また、元々が高安定&長寿命の光源のため、ランプ寿命代表値5000時間、推奨再校正周期1000時間と、従来型標準光源よりも長く安定してお使い頂けます。校正データは、NPL(National Physical Laboratory、UK)のトレーサブルです。
高い技術を裏付ける保有特許
本製品の基礎原理であるレーザ励起技術は、EQ社の保有する特許技術です。関連の特許番号は以下の通りです。
(US 7435982, 7786455, 8525138, 8969841, 9048000, 9185786; Japan 5410958, 5628253; Korea 10-1507617; UK GB2450045.)
なお、より詳細な情報は以下サイトをご参照ください。
https://www.energetiq.com/patents
LDLS 分光放射照度標準光源 仕様
型名 | EQ-99X-CAL-S |
照射波長範囲 | 170~2100 nm |
校正波長範囲、 間隔 |
200~800 nm、インターバル 5 nm、単位 mW/m2/nm |
校正データ | NPL(National Physical laboratory、UK)トレーサブル |
校正の不確かさ | ±12 %(@200~210 nm) ±8 %(@210~300 nm) ±5 %(@300~800 nm) |
ランプ寿命 | 10000 時間以上(代表値) |
再校正周期 | 点灯 1000 時間、または1年のどちらか短い期間とする |
校正条件 | ランプハウス窒素パージ・水冷(37℃) 拡散照射 NA 0.47 ランプハウス基準面から 距離 200 mm での分光放射照度 |
装置構成 | EQ-99X ランプヘッド(水冷対応)、LD 電源、 AC 電源、 専用ケーブル、専用コントローラ、チラー |
消費電力 / ユーティリティ |
本体使用電源:100 V、50 / 60 Hz 2.5 A チラー使用電源:100 V、50 / 60 Hz、7 A / 5 A 窒素パージ:Grade6、20PSIG |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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製品に関するご質問・ご相談
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一般的な分光放射照度標準光源との違いは何ですか?
一般的には、重水素ランプベースで紫外域を、ハロゲンランプベースで可視域から近赤外域の校正を行います。LDLS分光放射照度標準光源では、1つのランプで200-800nmのスペクトルをカバーしているので、紫外域から可視域を同時に強度校正できます。