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紫外・可視分光用クライオスタットCoolSpeK 製品概要
CoolSpeKは、真空操作を一切使わずに-80℃での分光測定を行える大気開放型クライオスタットです。断熱構造体と加熱・乾燥機能で結露を抑え、低温における溶液反応観察などを可能にしました。付属デュアーから液体窒素をフローさせることで、従来の循環恒温槽では実現不可能な高速冷却と-80℃での分光測定が可能です。標準仕様で-80℃から100℃の範囲で可変できます。国内外各社の紫外可視分光光度計、蛍光光度計用の設置アダプターを準備しており、CoolSpeK本体を分光光度計の試料室内に簡単に設置可能です。さらに試料攪拌用薄型スターラー(反応追跡測定)、専用セル等、豊富なオプションを用意しています。
簡単操作・省設備投資
面倒な真空操作が不要な大気型クライオスタットです。冷却方式に液体窒素フロー方式を採用しており、付属のデュワーから液体窒素を流して冷却します。 本体はコンパクトに設計され、各メーカーの分光光度計用設置アダプタを取り付けることにより、お手持の分光光度計の試料室に設置できます。試料用セルは、分光光度計用キャップ付角型セルが使用できます。
温度レンジ -80℃から 室温 +100℃
温度は、-80℃から100℃まで可変します。 また、本体の特殊構造とベーキング機能よる除湿操作により、-80度で結露量 0.1OD以下/hを実現します。
反応追跡可能
溶液の滴下とスターラ攪拌により反応追跡が可能です。
使用例・豊富なオプション
各社分光光度計用の設置アダプタをはじめ、サンプル撹拌に必要な薄型スターラ、高温制御ユニット、低温セル室専用セル、等を取り揃えております。
主な用途
- 低温下での紫外・可視・赤外吸収分光測定、蛍光分光測定、
円二色性分光測定など様々な光学測定 - 低温下での特異現象の測定
- 様々な温度での光学部品の評価
- 低温下でのみ安定な物質の評価
- 分光・光反応・レーザー分光・FTIR など
各社分光光度計取付実績
・Unisoku社製 RSP-1000、TSP-1000
・Agilent Technologies社製 Agilent8453 / 8454
・Agilent Technologies社製 CARY50 / 60 (旧Varian社製)
・Beckman社製 DU-7400
・JASCO社製 V-550 / 560 / 570、 V-650 / 660 / 670
・JASCO社製 FP-6200 / 6500 / 6600 / 8000
・JASCO社製 J-720 / 820
・Hewlett-Packard社製HP8453
・HITACHI社製U-2800 / 2900 / 3500
・HITACHI社製F-4500 / 7000
・Horiba社製 FluoroMax / Log
・Horiba社製 FluoroCube
・Perkin Elmer社製 Lambdaシリーズ
・SHIMADZU社製 UV1800 / 2000 / 3000シリーズ
・SHIMADZU社製 UV-2400 / 2450 / 2550
・SHIMADZU社製 RF-5300
・Sinco社製 S-3100
※分光光度計によっては迷光を完全に遮光できない場合があります。
※上記にない機種は別途ご相談ください。
紫外・可視分光用クライオスタットCoolSpeK 仕様
液体窒素用デュワー | ステンレス製、容量2リットル |
構造 | アルミ合金製セルホルダ、発泡ウレタン断熱構造 |
光学窓 | 合成石英製、三面 |
適合試料セル | 外寸 12.5mm×2.5mmの分光光度計用セル、蛍光光度計用セル |
温度コントロール | -80℃〜室温 (高温制御ユニットオプションにより-80℃〜100℃に対応) |
液体窒素使用量 | 1L/hour以下(−80℃設定) |
温度設定精度 (セルホルダー) |
指示値の±0.2%または±0.8℃の大きい方(センサー誤差含まず) |
結露量* | -80℃において0.1 OD/hour以下 |
温度検出センサー | 測温抵抗体 Pt100 |
センサー精度 | ±(0.3+0.005t) tは摂氏温度の絶対値 |
機能 | 光学窓の結露防止用ヒーター内蔵 温度上昇用ヒーター内蔵 ガスフロー用コネクタ付属 |
本体外寸法 | 高さ(H)155mm×幅(W)90mm×奥行(D)110mm |
- *弊社光学系にて測定
- *使用の測定条件・環境によってセル表面の結露を防止できない場合があります
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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