製品概要
KREIOS150 MMは、最新の "静電半球型光電子アナライザー" です。SPECS社製の電子検出光学系に、ドイツのマインツ大学とツマックス・プランク研究所が共同開発した最新鋭のk顕微鏡カラムが採用されており、光電子取り込み角±90°を実現、試料を回転せずにフェルミ面マッピングが可能となりました。
k顕微鏡カラムは高性能PEEMとしても使用できるため、 PEEM像から測定位置を決定した後、μARPES測定をおこなうことが可能になります。また光電子運動量顕微鏡(momentum microscope)対応モデルとしてKREIOS MM, KREIOS MM Twinをラインナップしております。またスピン検出器を搭載することも可能です。
特長
- 最高エネルギー分解能:25 meV(運動量顕微鏡モード)、10 meV(スペクトロスコピーモード)
- 角度分解能:< 0.1°
- 波数分解能:< 0.01 Å-1
- 光電子取り込み角:± 90°
- 2Dスピン検出器(オプション)
測定例

左図:チャンネルプレート試験片のPEEM像 中央図:KREIOSの磁気走査で得られたPEEM像
右図:静電走査で得られたPEEM像
ラインナップ
KREIOS 150
KREIOS 150 MM
オプション
HESTIA
HESTIA 拡大
KREIOS150 仕様
| 取り付けフランジ | DN 150 CF |
| アナライザー半径 | 150 mm |
| 最高エネルギー分解能 | < 15 meV |
| 角度/波数分解能 | 0.1°/0.01 Å-1 |
| レンズ取り込み角 | ±90° |
| ワーキングディスタンス | 4~10 mm |
| Kinetic Energy | 0~1500 eV |
| 空間分解能(PEEM) | 100 nm |
| μARPES最小視野 | 2 mm |
| 検出器 | 2次元CCD, 2次元DLD |
| 更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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