製品概要
近赤外域モデル"ELECTRO IRシリーズ"は、近赤外域の発振を可能にした赤外線レーザー光源です。900~2800 nmの広帯域の赤外線を連続スペクトルで発振します。TTL信号入力における低ジッターの外部同期も可能です。
中赤外域モデル"ELECTRO MIRシリーズ"は、フッ化物ガラス光ファイバーを採用し、9 μmまでの中赤外域のレーザー発振を可能にしています。近赤外域モデルも同様、AOTFやお手持ちの分光器を組み合わせると、波長可変光源としてもご使用いただけます。
ともに、出力光はコリメートされており、シングル空間モードになります。既存の光源と比べコリメート性、集光性に優れており、FT-IR、赤外顕微鏡、リモートセンシングなどの用途に最適です。
特長|ELECTRO IRシリーズ
- 最大で900~2800 nmの近赤外域レーザー光
 - 最大平均出力 1.3 W
 - 外部同期より発振可能
 - 空間シングルモード
 - 長寿命
 - メンテナンスフリー
 
ELECTRO IRシリーズのスペクトル
特長|ELECTRO MIRシリーズ
- 最大で800~4800 nmと2500~9000 nmの2種類モデル
 - 最大平均出力 800 mW (2500~9000 nmモデルは 12 mW)
 - フレキシブルなファイバー
 - 外部同期より発振可能
 - 空間シングルモード
 - 長寿命
 - メンテナンスフリー
 
ELECTRO MIRシリーズのスペクトル
共通アプリケーション
- OCT
 - 超解像イメージング
 - 光学部品評価
 - フローサイトメトリー
 - 高感度赤外分光(FT-IR)
 - 顕微赤外分光
 - リモートセンシング
 
共通オプション
- スペクトル分布のカスタマイズ
 - ポンプ光のピーク強度の逓減
 
製品紹介動画
近赤外域/中赤外域スーパーコンティニューム白色光源 仕様
ELECTRO IR 仕様
| 型名 | ELECTRO 250 IR | ELECTRO 2000 IR | 
| スペクトル範囲 | 900~2800 nm | 900~2600 nm | 
| 最大出力 | 1.3 W (typ. 1 W) | 400 mW | 
| シード光繰り返し周波数 | 250 kHz | 2 MHz | 
| シード光パルス幅 | 1 ns | 40 ps | 
ELECTRO MIR 仕様
| 型名 | ELECTRO MIR 4.1 | ELECTRO MIR 4.8 | ELECTRO MIR 9 | 
| スペクトル範囲 | 800~4100 nm | 800~4800 nm | 2500~9000 nm | 
| 最大出力 | 800 mW (typ. 1 W) | 500 mW | 12 mW | 
| シード光繰り返し周波数 | 100 kHz | 100 kHz | 100 kHz | 
| シード光パルス幅 | 100 ps | 100 ps | 100 ps | 
共通仕様
| 出力安定性 | <+/-1 % (<+/-2 % ELECTRO MIR 9において) | 
| 空間モード | シングルモード | 
| 偏光 | 無偏光 | 
| 出力方法 | FC/APCコリメートファイバー (~1 m, 保護ファイバー) | 
| 操作インターフェース | フロントパネルとUSB | 
| 動作温度 | 10~40 ℃ 結露なし | 
| 寸法 | 485×250×134 mm | 
| 重量 | < 8 kg | 
| 要求電源 | 100~240 V, 50/60 Hz | 
| 更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード | 
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