

製品概要
PL2210シリーズの空冷のダイオード励起モードロックNd:YAGレーザは、kHzの繰り返い周波数でピコ秒パルスを出力します。 短いパルス幅、優れたパルス間安定性、優れたビーム品質により、材料加工、時間分解分光、光パラメトリック発振器励起など多くの用途に最適です。
パルス繰返し周波数は内蔵のパルスピッカーの制御により分周が可能で、シングルショットから動作出来ます。またPLLオプションにより外部からのRF信号と低ジッターで外部同期が行えます。もしくは他のフェムト秒レーザーをシード光源として利用できるFSオプションもございます。またストリークカメラに最適なプレトリガーオプションがあり、光パルスに対して最大400 µ秒前に低ジッターの同期パルスが出力できます。
特長
- 全固体レーザー(半導体レーザー励起)
- パルス幅<28ps
- 繰返し周波数、最大1kHz
- ターンキーオペレーション
- 空冷外部冷却水、不要
- プレトリガーオプション <10ps 低ジッターストリークカメラや他の計測機器の同期に最適
- 光パラメトリック発生器にて波長拡張が可能:
210~410nm、410~709nm、710~2300nm
用途
- OPG励起光源
- 時間分解分光、ポンププローブ
- レーザー加工
- リモートセンシング
- LIDAR
製品ラインナップ及び仕様
型名 | PL2210A | PL2210B | PL2211A | |
---|---|---|---|---|
パルスエネルギー | 1064 nm | 0.9 mJ | 2.5 mJ | 5 mJ |
532 nm | 0.45 mJ | 1.3 mJ | 2.5 mJ | |
355 nm | 0.35 mJ | 0.8 mJ | 1.6 mJ | |
266 nm | 0.16 mJ | 0.25 mJ | 1 mJ | |
エネルギー安定性 (StdDev) |
1064 nm | 0.5 % | ||
532 nm | 0.8 % | |||
355 nm | 1.0 % | |||
266 nm | 2.0 % | |||
パルス幅(FWHM) | 29 ± 4 ps | |||
繰返し周波数 | 1 kHz | |||
偏光 | 直線 > 100:1 | |||
ビーム品質 | 近ガウシアン | |||
ビーム拡がり角 | < 1 mrad | |||
ビーム径 | 1.7 ± 0.3 mm | ~ 3 mm | ~ 3 mm | |
ビーム位置安定度 | < 30 μrad |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
---|