

製品概要
NLIR社はフォトンアップコンバージョン技術を用いて、中赤外線を可視光に変換する装置を開発しました。
TUNEは、狭帯域内で変換効率を最大化するよう設計されており、中赤外光の測定において可能な限り高い感度を実現します。動作波長範囲は2.3 ~ 4.2 µmで、目的の波長に合わせて変換波長を正確にチューニングできます。
当製品は、時間分解測定や微弱光測定に適しています。可視域の単一光子検出器(SPADやPMT)と組み合わせれば、中赤外単一光子検出器としてご活用いただけます。
入射方式は、ファイバー入射または空間入射(オプション)のいずれかをお選びいただけます。
特長
- 中赤外線を可視光に変換(下図参照)
- 可視域の単一光子検出器(SPADやPMT)と組み合わせにより、中赤外域のフォトン
カウンティングが可能 - 安定動作(稼働箇所なし)
- ファイバー入射および空間入射(オプション)に対応

用途
- 中赤外域のシングルフォトン検出
- 中⾚外域のTCSPC蛍光寿命測定
仕様
型名 | REGION 1 | REGION 2 |
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入射波長 | 2.3 ~ 2.8 µm | 2.7 ~ 4.2 µm |
出射波長 | 727 ~ 771 nm | 763 ~ 849 nm |
変換される波長範囲 | 20 ~ 25 nm | 25 ~ 300 nm |
変換効率 | 3 %(典型値) | |
出力ノイズ | 20 pW(典型値) | |
推奨ファイバーコア径 | 100、200、300 μm | |
入射コネクタ | SMA - 905 ※オプションで空間入射も可能 |
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出射コネクタ | FC/PC | |
偏光感度 | 垂直 | |
動作温度 | 18 ~ 30 ℃ | |
外形寸法 | 306 × 200 × 100 mm | |
重量 | 5 kg | |
チューニング速度 | < 1 秒 | |
インターフェース | USB |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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