

超小型・低価格16bit sCMOS カメラ pco.panda 製品概要
pco.pandaは、高解像度・高感度・高速を誇る最先端の超小型sCMOS(scientific CMOS)カメラです。 65 x 65 x 65mm³の小型サイズにもかかわらず、2048×2048ピクセルの高解像度、低読出しノイズで高い量子効率をもち、顕微鏡やライフサイエンス分野での蛍光イメージング、細胞スクリーニングやゲノム・シーケンスなどの装置への組込みに最適です。 最新モデルのpco.panda 4.2 biは、背面照射型(bi)センサーによって最大95%の量子効率に達します。これによってアクティブな冷却を必要とせず、微弱光・低照度条件でも高品質の画像を可能にします。 また、USB 3.1インターフェイスによって高速データ転送を実現し、カメラ本体はUSBバスパワーで駆動します。
特長
- 超小型 65 × 65 × 65 mm
- 最新16 bit sCMOSセンサー
- 解像度 :2048 × 2048 pixel
- 素子サイズ :6.5 × 6.5 μm
- 読出しノイズ :2 .1e- 以下
- ダイナミックレンジ :22500:1
- 量子効率 :80% または 95%以上
- フレームレート :40 fps 以上
- 露光時間 :100 μs~5 s
- シャッター :ローリングシャッター
- インターフェイス :USB3.1 Gen1
- 電源不要 :USBバスパワー駆動
主な用途
- オミックス研究:遺伝子診断
- 細胞・再生医療研究: シグナル伝達、シングルセル生物学
- 薬学・薬理学研究:構造生物学
- 医療・診断・研究デバイス
センサー量子効率曲線

青曲線:pco.panda4.2
赤曲線:pco.panda4.2-BI
超小型・低価格16bit sCMOS カメラ pco.panda 仕様
型名 | pco.panda4.2 | pco.panda4.2ーBI |
画素数 | 2048(H)×2048(V) | |
画素サイズ | 6.5×6.5 μm | |
センサーサイズ/対角 | 13.3×13.3 mm2/18.8 mm | |
シャッターモード | ローリングシャッター(RS) | |
感度波長範囲 | 370~1100 nm | |
量子効率 (最大) | >80% | >95% |
フレームレート (フルフレーム) | 40 fps@2048×2048 | |
露光時間 | 100μs~5s | |
読出しノイズ | 2.1 e-med/2.3 e- rms | |
ダイナミックレンジ | 21500:1(87dB) | |
A/D変換 ダイナミックレンジ | 16 bit | |
冷却方式 | パッシブ冷却 | |
暗電流 | 15 e-/pixel/s@21℃ | |
レンズマウント(マウント付け外し可能) | Cマウント, Fマウント(オプション) | |
インターフェイス | USB3.1(Gen1) | |
消費電力 | <4.5 W(USBバスパワー駆動) | |
カメラヘッド外形寸法 | 65(W)×65(D)×65(H) mm | |
カメラヘッド質量 | 420 g |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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