

製品概要
HINDS社の高速オプティカルチョッパーは、光弾性変調器(PEM)を使った単一周波数専用のチョッパーです。このチョッパーは標準仕様で波長180~1000nmの範囲の1波長(±10%)に対して校正されています。動作周波数は40、50、60kHzから選択します。光学素子とドライブ回路が一体となった小型設計です。また、波長130nm~18μm、周波数20~84kHzのチョッパーも作製可能です。このチョッパーは機械動作部なく、動作音がほとんどありません。機械式チョッパーと比べて安全であり、熱の発生も最少です。
高速オプティカルチョッパーとその他のチョッパーシステムの比較
Model | PEMオプティカル チョッパー |
機械式 チョッパー |
PEMヘッド& コントローラー |
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50 kHz動作 | ○ | ○ | ○ |
周波数可変 | ○ | (50kHz以外のモデルあり) | |
波長設定 | (必要なし) | ○ | |
制御用ドライバーの有無 | ○ | ○ | ○ |
PCソフトウェア制御 | ○ | ○ | ○ |
ダメージしきい値 @ >10 mW/cm2 | ○ | ○ | |
ダメージしきい値 @< 10 mW/cm2 | ○ | ○ | ○ |
小設置面積 | ○ | ||
低コスト | ○ |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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製品に関するご質問・ご相談
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広い波長範囲で使用することは可能ですか
このチョッパーに使われている光弾性変調素子(PEM)は波長分散特性をもつため、指定波長±10%の範囲でのみ使用できます。対応波長を切り換えながら使用したい場合は、チョッパーではなくPEMとコントローラーを使って波長制御しながら使用することで広い波長範囲に対応できます。