

製品概要
PL2230シリーズのオシレーターは密閉されたモノリシック筐体のDPSSで、数nJのパルスエネルギーで高い繰り返し87MHzのパルス列を出力します。高ゲインの再生増幅器は、10⁶に近い増幅率を持っており、再生増幅器からのパルスは優れたビーム質かつ低い波面歪みを維持しながらダイオード励起マルチパス増幅器に導かれ、30mJまたは最大40mJに増幅されます。出力パルスエネルギーは約1%ステップで可変でき、エネルギーの安定度は1064nmで0.5%rms未満を維持しています。
内蔵のエネルギーモニターは、出力パルスエネルギーを常にモニターしおり、コントロールパッドもしくはソフトウェアにて確認出来ます。またストリークカメラに最適なプレトリガーオプションがあり、光パルスに対して最大1000µ秒前に低ジッター(<10ps)の同期パルスが出力できます。プレトリガの遅延時間は0.25nsステップで調整可能です。
特長
- パルスエネルギー 最大40 mJ
- 優れたビームプロファイル M2値2.5@40 mJ
- フルDPSS
- 空冷
- パルス幅 <30 ps、<20 psオプション
- 優れたパルス幅安定度
- 最大繰り返し周波数 100H
- ストリークカメラトリガーパルス ジッター10 ps以下
アプリケーション
- 時間分解蛍光測定(ストリークカメラ測定)
- SFG/SHG 分光
- 非線形分光法
- レーザー誘起ブレークダウン分光法
- OPG励起
- リモートレーザーセンシング
- その他、分光・非線形光学分
標準仕様
型名 | PL2230-100 | PL2231-100 | PL2231-50 | PL2231A-50 | |
パルスエネルギー | 1064 nm | 3 mJ | 12 mJ | 30 mJ | 40 mJ |
532 nm | 1.3 mJ | 5 mJ | 13 mJ | 18 mJ | |
355 nm | 0.9 mJ | 3.5 mJ | 9 mJ | 13 mJ | |
266 nm | 0.3 mJ | 1.2 mJ | 3 mJ | 5 mJ | |
213 nm | 要お問合せ | ||||
エネルギー安定性 | 1064 nm | <0.2% | <0.5% | ||
532 nm | <0.4% | <0.8% | |||
355 nm | <0.5% | <1.1% | |||
266 nm | <0.5% | <1.2% | |||
213 nm | <1.5% | <1.5% | |||
パルス幅 | 29 ± 4 ps | ||||
パルス幅安定度 | ± 1 % | ||||
出力ドリフト | ± 2 % | ||||
繰返し周波数 | 0 〜 100 Hz | 100 Hz | 50 Hz | 50 Hz | |
偏光 | 垂直、> 99 %@1064 nm | ||||
ビーム拡がり角 | < 1.5 mrad | < 0.7 mrad | |||
ビーム品質(M2値) | < 1.3 | < 2.5 | |||
ビーム径 | 〜 2 mm | 〜 6 mm | 〜 7 mm |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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