触媒研究用 可変型マイクロ波合成反応装置
異なる周波数の効果を実験・検証、可変周波数マイクロ波(VFM)

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2~8GHz帯可変型マイクロ波 化学合成反応装置 2~8GHz帯可変型マイクロ波 化学合成反応装置

Demoに関してのご案内

国内デモのご依頼・ご要望を多数頂きまして、日本国内にて下記VFMオーブンのデモを実施しております。

  • 場所:東京都江戸川区西葛西6-18-14(東京インスツルメンツ・東京本社)
  • デモ対応機種:VariWave
  • チャンバーサイズ:約35×29×28cm、容量 29リットル

デモをご希望のお客様はこちらよりお問い合わせください。

触媒研究用 可変型マイクロ波合成反応装置 概要

2~8GHz帯 可変周波数マイクロ波照射

「AURORA」(LAMBDA Technologies社製)は、2~8GHz帯の可変型マイクロ波を搭載した、新発想のマイクロ波化学合成反応装置です。一般的にマイクロ波は2.45GHzの固定周波数が良く使われますが、本装置では特許VFM技術による2~8GHz帯の可変周波数(高速で周波数を掃引、固定周波数発振も可能)マイクロ波を使用します。例えば、Cバンド5.85~6.65GHzなど、2~8GHz帯でご希望の波長域に合わせて設計提案致します。マイクロ波発振源には、全固体の半導体・TWTアンプを用いており、周波数調整(可変・固定)、出力調整(100~最大1600W、波長帯・素子による)が行えます。例えば、触媒材料の開発等で、異なるマイクロ波が及ぼす影響を検証するなど、新しい実験の幅が広がる可能性を持った装置です。

高密度マイクロ波照射アプリケーター

 装置本体上面には、ガス・液体・紛体サンプルをフローさせる専用アプリケーターが搭載されています。サンプル流路に対して、同じ進行方向でマイクロ波を照射する構造で設計されており、高密度でのマイクロ波照射が可能です。 専用アプリケーターなしの、発振器&電源のみでの装置販売も可能です。

液体・ガス・粉体サンプルのフロー流路に対し、同じ進行方向でマイクロ波を照射する構造で、高密度・高濃度照射が可能
専用アプリケーター構造図

複数のアプリケーターを搭載した特注仕様にも対応可能です。
下記例では、2.6-3.95GHz用、3.95-5.85GHz用、5.85-8GHz用と、3種類のアプリケーターを搭載しております。

3種類のアプリケーター搭載写真

用途例

マイクロ波加熱プロセス

  • 化学合成反応(液体、ガス)
  • マイクロ波フローシステム
  • 有機および医療品化学
  • ナノ粒子合成
  • 粉末焼結
  • 化学反応速度の促進
  • バイオマテリアルの低温処理
  • ナノマテリアルの熱処理
  • 触媒材料のマイクロ波による合成

マイクロ波プラズマ

  • 気体生成物(CO,O,hydrocarbon)生成のための二酸化炭素の解離
  • アンモニア合成
  • ナノ粒子のマイクロ波プラズマ合成

製品紹介動画

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