NHK放送局 BSプレミアム 「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」
ES細胞の解説をする際の映像として本製品が採用されました
2021年1月14日(木)午後8時より、 NHK放送局 BSプレミアムで放送中の科学番組 織田裕二さん司会「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ-人間らしさの根源を、科学者は妄想する。-」にて ES細胞の解説をする際の映像として Nanolive社製「細胞観察用ホログラフィック顕微鏡 3D Cell Explorer」の測定データが放送されます。
詳細は実際の放送にて是非ご覧ください。
■番組名:「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ-人間らしさの根源を、科学者は妄想する。-」 ヒューマニエンス「“心臓” 心が宿る もう一人の私」
■放送日時:1月14日(木)20時00分~20時59分(60分)
番組ホームページはこちら>>
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/8N7X3WR6LV/
製品概要
一般的なバイオイメージングの場合、2Dイメージの計測を深さ方向に連続で取得して3D像を取得しますが、本製品「細胞観察用ホログラフィック顕微鏡 3D Cell Explorer」は、ホログラフィ技術とトモグラフィ技術を駆使して細胞内部の屈折の違いを1回の計測で3次元的に計測し、 光の回折限界を超える、ナノメートルオーダーの高精細なデジタルイメージを瞬時に描き出すことができる画期的な顕微鏡です。
高精細のイメージをわずか数秒で取得、それをデジタル染色*1することにより、様々な視点から、細胞内部を隈無く観察することができます。レーザー光は、細胞に衝撃を与えない微弱なレーザー光を採用し、非侵襲測定*2をする為、ありのままの細胞の本来の姿を観察することができます。
電源を入れると即座に起動、測定が始められます。サンプル調製や高価な試薬を使用した染色標識、光学系の構成も全自動で行われるため、難しい調整は一切必要ありません。また、高機能でありながらも直感的な操作が可能なソフトウェアが用意されており、簡単にご使用していただけます。
蛍光イメージングができるモデルもございます。
「細胞観察用ホログラフィック・蛍光顕微鏡 3D Cell Explorer-fluo」製品ページへ
*1 デジタル染色
屈折率の違いを多色を用いて表現します。各細胞小器官、細胞膜などを区別し、明確に細胞を観察することができます。
一般的な試薬を用いた染色方法の色数は最大約3色ですが、デジタル染色では同時に多数の染色が行えます。
*2 非侵襲測定
細胞に影響を与えない、微弱なレーザー光を採用しています。
標識やマーカー、および細胞に対して変化、損傷、死滅させる可能性を持つ他の侵襲的な方法ではない為、ありのままの生細胞内部を観察することができます。
特長
- 細胞小器官を含む生細胞の3次元・4次元イメージングが可能
- ラベルフリー屈折率イメージング(非標識、非染色)
- 高空間分解能(ΔXY:200nm、ΔZ:400nm)
- 高速3D測定(0.5 fps)
- デジタル染色
- 非侵襲的測定方法を採用し、細胞へのダメージなし(非染色・非破壊測定)
- 光の回折限界を超える、ナノメートルオーダーの高精細イメージング
- ユーザーフレンドリー
- 長時間観察(1週間以上)
- 蛍光イメージとの同時測定
主な用途・アプリケーション
- 細胞分裂
- 幹細胞の分化
- ミトコンドリアの動態
- 細胞形態のモニタリング
- 細胞分化
- 細胞間相互作用
- ファゴサイトーシス
- 細胞内移動
- 細胞リモデリングプロセス
- 細胞死(アポトーシス、ネクローシス)
- 薬物モニタリング、薬物スクリーニング
- 体外受精など
Movie
・製品紹介動画(日本語)
・サンプル準備
・Webセミナー : 幹細胞研究の最前線
・平滑筋細胞の観察
・マウスES細胞の細胞分裂観察
・マウスES細胞の長時間ライブイメージング(48時間、15秒間隔)
・マウスES細胞の長時間ライブイメージング(15時間、15秒間隔)
・にんじん上のバクテリアを観察
・微生物、宿主―病原体間の相互作用*イメージング
「バクテリア、ウィルス、真菌、原生生物の長期非侵襲ライブイメージング」
*相互作用とは 宿主細胞とウィルス・病原体等が、互いにどう認識し作用し合うかをさします。
リンク先のページでは、COVID-19に感染した培養細胞の動態、肺炎球菌の薬物に対する応答、アデノウィルスに感染した細胞動態、菌の胞子の発芽、マラリア原虫が感染したヒト赤血球の様子などの動画が見られます。
・Nanolive社 YOUTUBE サイトアドレス
https://www.youtube.com/channel/UCYITGhhjGiHq5DImIB05NfASNS:LinkedIn
下記のアドレスをクリックしていただくと、Nanolive社のLinkedInへ繋がります。
ご覧ください。
https://www.linkedin.com/company/nanolive-sa/
細胞観察用ホログラフィック顕微鏡 3D Cell Explorer 仕様
細胞観察用ホログラフィック顕微鏡 3D Cell Explorer | |||
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タイプ | 標準モデル CX | 蛍光モデル CX-F | 自動測定モデル CX-A |
対物レンズ | ドライ、60x、NA0.8 | ||
ホログラフィー イメージング (3次元) |
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観察領域:90×90×30 μm |
観察領域:90×90×30 μm ~900×900×30 μm |
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空間分解能:△xy 200 nm、△z 400 nm | |||
測定時間:0.5 fps | |||
蛍光イメージング (2次元) |
- | チャンネル:FITC+TRITC+DAPI and/or Cy5 LED寿命:>20,000 時間 |
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試料ステージ | マニュアル ステージ |
ハイグレード マニュアル ステージ |
電動ステージ |
ステージトップインキュベーター | |||
製造メーカー | Okolab社 | 東海ヒット社 | |
仕様 | 温度:25~50℃(±0.3℃) CO2濃度:0~15℃(±1%) 相対温度:~90% |
温度:30~40℃(±0.3℃) CO2濃度:5~20℃(±0.1%) 相対温度:~95% |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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