

製品概要
EKSPLA社のPL2250シリーズ、ピコ秒Nd:YAGレーザーは、最大100 mJのエネルギーで、30 ps以下のパルス幅を出力します。 強固でコンパクトな設計になっており、様々な研究用途に最適です。オシレーターは半導体レーザー励起固体レーザーになっており、密封された強固なモノリシック・アルミ合金ブロックに組み込まれております。再生増幅器も半導体レーザー励起になっており、長時間の安定性が優れております。PL2251にはさらにランプ励起の増幅段があり最大100 mJ まで出力します。
内蔵のエネルギーモニターは、出力パルスエネルギーを常にモニターしおり、コントロールパッドもしくはソフトウェアにて確認出来ます。またストリークカメラに最適なプレトリガーオプションがあり、光パルスに対して最大1000 µ秒前に低ジッター(<10ps)の同期パルスが出力できます。プレトリガの遅延時間は0.25nsステップで調整可能です。
特長
- LD励起オシレーター/再生増幅器
- 増幅器段 PL2250
- パルス幅 <30ps オプション:20 ps,80 ps
- 優れたパルス幅安定性(±1 ps)・出力安定性(<0.5%)
- プレトリガー同期出力<10 ps低ジッター ストリークカメラや他の計測機器の同期に最適
- 低ジッターで、外部同期可能
- PLLオプション 外部RF信号に同期(シンクロトロンなどと同期可能)
- PC制御 LabVIEWドライバー付属
用途
- ピコ秒時間分解蛍光測定
- ピコ秒ポンププローブ分光測定
- 和周波発生(SFG)分光/第2高調波発生(SHG)分光
標準仕様
型名 | PL2251A | PL2251B | PL2251C | |
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パルスエネルギー (mJ) | 1064 nm | 50 | 80 | 100 |
532 nm | 25 | 40 | 50 | |
355 nm | 15 | 24 | 30 | |
266 nm | 7 | 10 | 12 | |
エネルギー安定性 (Std. Dev. %) |
1064 nm | < 0.8 | ||
532 nm | < 1.0 | |||
355 nm | < 1.1 | |||
266 nm | < 1.2 | |||
パルス幅 (FWHM) | 29 ± 4 ps | |||
パルス幅安定性 | ±1.0 ps | |||
繰返し周波数 | 10 / 20 Hz | 10 / 20 Hz | 10 Hz | |
ビーム拡がり角 | < 0.5 mrad | |||
ビーム位置安定性 | < 20 μrad | |||
ビーム径 (代表値) | 8 mm | 10 mm | 12 mm | |
ユーティリティ | 水冷 < 8 L/分、室温22±2℃ |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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