

UltraFlux FF/FT 5000 製品概要
UltraFlux FF/FT 5000レーザーは、最大2 TWのピーク出力を誇る卓上型フェムト秒OPCPA(光パラメトリックチャープパルス増幅)システムで、10Hzで動作します。
優れたファイバーレーザーテクノロジー(特許出願済)により、複雑な時間同期機構が不要になり、安定した動作と出力、従来よりもコンパクトなシステムを実現しています。また内蔵の出力診断システムにより装置の各種パラメーターを常時監視することにより、信頼性の高いターンキー運転を実現しています。
欧州の共同レーザー施設ELI‑ALPS(Extreme Light Infrastructure – Attosecond Light Pulse Source)用に開発された技術をもとにした高出力卓上フェムト秒OPCPAシステムです。
特長
- OPCPA(光パラメトリックチャープパルス増幅)技術に基づく、シンプルでコスト効率に優れた運用性
- 特許取得済みのフロントエンド設計(特許番号:EP2827461、EP2924500)
- ハンズフリー波長調整
- 最大繰り返し周波数:1kHz
- 最大パルスエネルギー:50mJ
- パルスエネルギー安定性:<1.5 % rms
- 追加のオプションなしで高コントラストパルスを実現
用途
- ブロードバンドCARS、SFG
- フェムト秒ポンプ・プローブ分光法
- 非線形分光
- 高次高調波発生
- プラズマ中の粒子加速
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OPCPA 波長可変フェムト秒レーザーシステム UltraFlux FF/FT 5000 仕様
型名 | UltraFlux FT5010 | UltraFlux FF50100 | |
---|---|---|---|
最大パルスエネルギー | 50 mJ | ||
SH出力 | お問い合わせください | ||
TH出力 | お問い合わせください | ||
FH出力 | お問い合わせください | ||
波長可変範囲 | 標準 | 750~960 nm, ご所望の波長で固定 | |
SH出力 | 375~480 nm | ||
TH出力 | 250~320 nm | ||
FH出力 | 210~230 nm | ||
スキャンステップ | SH出力 | 5 nm | |
TH出力 | 3 nm | ||
FH出力 | 2 nm | ||
パルス幅 | 20~60 fs | 10~20 fs | |
繰り返し周波数 | 10 Hz | 100 Hz | |
パルス出力安定性 | < 1.5 %, rms | < 2.0 %, rms | |
長時間出力安定性 | < 1.5 %, rms | ||
空間モード | スーパーガウシアン | トップハット | |
ビーム径(1/e²) | 7 mm | 20 mm | |
コントラスト | ≥ 10⁻⁶ : 1 (± 50 ps以内) | ||
≥ 10⁻⁸ : 1 (ナノ秒スケール) | |||
偏光 | 直線, 水平 | ||
ビーム安定性 | ≤50 µrad, rms | ||
光学RFシグナルジッター | < 1 ps | ||
寸法(光学定盤上) | 1.2 × 2.0 m | 1.2 × 4.8 m |
更新日 | 更新内容 | サイズ | ダウンロード |
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