示差式断熱熱量計 DARC
断熱状態での暴走反応の反応プロセスの評価、高温高圧条件下での反応熱量の測定

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示差式断熱熱量計 DARC 示差式断熱熱量計 DARC

示差式断熱熱量計 DARC 概要

DARKは、プロセスの安全性と熱的危険性の試験及び評価が可能です。ソフトウェアには暴走反応のプロセス評価を正確に評価する為の微分熱量補正法を実装しております。これにより、反応容器の熱質量の影響を排除した断熱熱量測定が可能です。
また複数の測定モードが搭載されており、複数の測定モードを使用することで、短時間で熱的危険性の評価が可能です。例えば、通常測定前にHWSモードで段階的に温度を上昇させ一定時間保持する事を繰り返すことで暴走反応の予想することが可能です。
日本国内では、小型反応熱量計 Super CRCと合わせて使用することで、各企業や研究機関で安全性評価に貢献しており、ご好評を頂いています。

特長

  • TMR(自己反応速度が最大化するまでの時間)を測定可能
  • 発熱開始温度を決定可能
  • 100%の断熱条件下での圧力上昇/速度を決定
  • 反応容器の熱質量を排除した断熱熱量測定が可能
  • 熱化学的感度-トルエン中の0.3wt%DTBPを検出可能

用途例

  • 熱的危険性の評価
  • 化学品、医薬品のプロセス開発
  • 爆発や高圧条件下での反応熱量の測定

OMNICAL社について

OMNICAL社(1991年~、アメリカ) は小型反応熱量計の開発、製造、販売及びサポートを行っています。弊社、東京インスツルメンツは、国内販売総代理店です。
本製品は日本国内では、化学品メーカーや医薬品メーカー研究所、大学等に100台以上納入されています。

小型反応熱量計 Super CRC

小型反応熱量計 Super CRC製品ページは以下よりご確認いただけます。

詳細仕様

型名 DARC-Ⅱ
測定モード 定圧熱容量, 通常測定, 時短HWS, HWS, 等温変化,
温度補正
熱物理的検出限界 通常モード:0.005 K/min 
HWSモード:0.01 K/min
熱化学的検出限界 通常モード:0.3% wt DTBP/Toluene
HWSモード:3% wt DTBP/Toluene
発熱追従速度 0.005 ~ 100 K/min., (オプション:~ 200 K/min)
最大断熱示差走査熱量(通常モード時) 最大 1 K/min
温度範囲 室温~500C, (オプション:-80 〜 500C)
圧力検知/リリーフ 0~5000 psi, 誤差0.05%, リリーフバルブ付き
圧力容器 容量:12 ml (オプション:7 ml, 30 ml), 316 L
素材:Nitronic 50, Hastelloy C276, ガラスライナー
還流防止 メタルチューブ, (ヒーター及びシャント含む)
高速クールダウン エアパージまたは冷却ファン
制御PC Windows 10
通信端子 RJ45, RS232, RS485
寸法 (cm) (W)55.88✕(D)66.04✕(H)66.04,
最大開口時(H)114.3
重量 75 kg
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