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散乱光分光測定に最適、VIS~NIRをラインナップ
高スループットFT分光器 ARCspectro-HTシリーズ

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手のひらサイズの可視用フーリエ分光器 手のひらサイズの可視用フーリエ分光器

製品概要

ARCoptix社のARCspectro-HT高スループットFT分光器は、イメージまたはラインセンサーを使用した可動部のない小型フーリエ変換型分光器で、小型軽量で高スループットが特長の分光器です。一般的なファイバー接続の小型分光器では拡散反射光の取込みの際にどうしてもロスが発生しますが、本分光器はスリットがないため、発光部直近に分光器を設置することで弱い光を効率よく測定できます。分光器への直接入射の他、取扱いが簡単なファイバーガイド接続も可能です。

独自の干渉計

ARCoptix社のARCspectro-HTシリーズFT分光器は、一般的なFT-IRに搭載されているマイケルソン型干渉計ではなく、 独自のコモンパス干渉計が採用されています。
測定対象である拡散光源からの光はシリンドリカルレンズで集められ、 コモンパス干渉計に導かれます。この干渉計は偏光子対とウェッジ角度のついた(厚みが滑らかに変化する)水晶波長板で構成されています。 1枚目の偏光子で直線偏光にった測定光は、水晶波長板の複屈折性によってPおよびS偏光に位相差が発生します。複屈折位相差は波長板の厚みに比例するため、厚みが位置ごとに異なる水晶波長板を透過すると位置ごとに異なる位相差が与えられ、マイケルソン干渉計のような一方の腕を走査して位相差を与える代わりとなります。2枚目の偏光子を透過した測定光は干渉パターンとなってラインCCD(CMOS)センサーで検出され、最終的にソフトウェアによるフーリエ変換およびスペクトルを表示します。
この干渉計は光路を2つに分離しないので振動に強く、安定した分光測定がおこなえます。また、機械動作部が一切なく、スペクトルを一瞬で測定可能です。

Arcspectro-HT光学系原理図

ARCspectro-HTシリーズ光学系原理図



散乱光の測定や2次光を嫌う用途に最適

ARCspectro-HT-2Dによる測定例 ARCspectro-HTシリーズは、散乱光を簡単に測定したい場合に適しています。例えば、蛍光サンプルの直近に分光器本体を置くだけで測定ができます。一般的なファイバーマルチチャンネル分光器の場合、サンプルとファイバー先端の間にレンズなどを使った光学系を組む必要があります。
ファイバーマルチチャンネル分光器とSN比を比較すると、拡散光を簡単に測定したい場合においてARCspectro-HTシリーズの方がSN良く測定することができます。
また、分光器をサンプル近くに設置出来ない場合は、分光器先端のアタッチメントを交換するとファイバーガイドによる測定も可能です。

一般的なファイバー分光器との比較例

(左)ARCspectro-HTによる測定スペクトル。干渉フィルター630nm、露光時間10ミリ秒
(右)ファイバーマルチチャンネル分光器による測定スペクトル。干渉フィルター630nm、露光時間10ミリ秒
測定条件によって結果は異なります。

可視から近赤外の3モデル

ARCSpectro HT-2D
高SN比、外部トリガーに対応したARCSpectro HT-2Dは、ラインセンサーではなくイメージ用CMOSセンサーを採用した可視用分光器です。 干渉パターンを検出する画素数が少ないため波長分解能は低めです。一方、SN比の良い測定が可能です。これは、干渉パターンをイメージ検出するため、一度に数百の干渉パターンを測定、平均化するためです。

ARCSpectro HT-HR
高波長分解能に対応したARCSpectro HT-HRは、ラインセンサーを採用した可視用分光器です。 干渉パターンを検出する画素数が多く、ARCSpectro HT-2Dと比較して波長分解能の高い分光測定ができます。

ARCSpectro HT-NIR
波長900〜1650nmに対応したARCSpectro HT-NIRは、InGaAsラインセンサーを採用した近赤外用分光器です。

特長

・入射アパーチャー大口径φ4mm、入射角度±10度の高スループット
・口径可変型の入射アパーチャーを用意可能。(東京インスツルメンツ製)
・広測定波長範囲
・可動部のない堅牢設計
・多次光なし
・外部トリガー同期 (HT-2Dタイプ)
・低ダークノイズ (HT-2Dタイプ)

主な用途

・拡散反射光測定
・混濁液体サンプルの散乱光測定
・蛍光測定
・食料品・医薬品の測定
・シリコン太陽電池評価測定
など

ARCspecto-HTシリーズ仕様

モデル ARCspecto-HT-2D ARCspecto-HT-HR ARCspecto-HT-NIR
特長 高SN比
外部トリガー
短時間露光(50msec)
高波長分解能 近赤外
測定波長範囲 400〜1100nm 400〜1050nm 900〜1650nm
分解能 1.7nm@400nm
5nm@700nm
10nm@1000nm
0.8nm@400nm
2.5nm@700nm
5nm@1000nm
10nm@1000nm
20nm@1500nm
SN比 3000:1 300:1 300:1
暗電流 0.02count
(1024列積算)
2〜3counts
4096諧調
50counts
65000諧調
センサー 1280×1024画素
CMOSイメージセンサー
3648画素
Siラインセンサー
512画素InGaAsセンサー
1段TEC (5度)
  • 仕様は予告なく変更になる場合があります。
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よくいただくご質問

  • 一般的なファイバー接続の小型分光器との違いは何ですか?

    分光器のスリットはなく、ガラス窓付アダプターもしくは拡散板付アダプターを介して光を取り込みます。分光器本体を発光点に近接させることで、高スループット測定が可能です。
  • ファイバー接続は可能ですか?

    標準付属の4㎜径ファイバーガイドを接続して測定することも可能です。
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